地元の露橋公園の桜の木が、浸水対策工事の為、伐採されました。その桜で紙を染め、しおりにして思い出を託すことにしました。
1.伐採
桜の木が慎重に切り倒されていきます。感慨深いです。
2.チップつくり
まず桜の幹を糸鋸で切り、チップを作ります。
3.袋詰め
茶葉用の袋にチップを入れ、桜染め開始。
4.染め
水にチップと白い紙を浸し、約5時間。その間、紙をなんどもひっくり返して、ムラを防ぎます。徐々に白い紙が美しい桜色に染まってきました。
5.乾燥
染液がぽとぽとと垂れた状態の紙を、さっと乾燥させます。紙が波打ってしまうため、完全に乾かしすぎないよう注意します。完全に乾燥しきる前に、一枚ずつ紙で挟んで余分な水分を取ります。
6.印刷
紙が少し波打っているため、給紙を制限し、一枚一枚慎重に印刷します。
7.断裁
印刷が完了した紙を、しおりの最終的な形状に合わせて断裁します。
8.穴あけ
使用するリボンの幅に合わせて穴のサイズを調整し、しおり全体のバランスを考慮して位置を決定します。
9.箔押し
桜染めにはどうしても濃淡が生まれます。それに調和するよう、箔押しの形態は、「空押し(エンボス加工のみ)」のものと、「シルバー箔」のものの半々にすることに決めました。温度や圧力に注意し、均一な仕上がりを目指します。
10.リボン付け
箔の種類にあわせ、色合いの異なるリボンを2種類用意。それぞれの桜色のトーンを活かすものを選びました。通常の長さよりも少し長めにカットし、桜の優雅さや流れるような美しさを表現しました。
11.仕上げと確認
しおり全体を確認し、印刷ミス、箔押しのムラ、リボンの結び目の状態をチェックします。